あるドラマーが音楽を通して見ている景色

音楽を「聴く、作る、奏でる、感じる」ことに関する話しを書いてます。

音楽を通して何をしたいのか

かれこれ20年近くドラムを叩いて来ましたが

ドラムというポジションの都合上、属した環境によっては最大15バンドくらい掛け持ちすることもあったり、オリジナルの曲を作って真剣に活動するバンドにも属したり。

色々な形態、ジャンルに出入りさせてもらいました。

その中で自分はなぜ音楽を演奏することを好み

なぜこんなに長い時間熱中していられるのか

なぜ技量や表現方法を追求しているのか

没頭している時は考えもしないけど、

ふとした瞬間に「なぜ?」にひっかかることがあります。

 

誰かに何かを伝えたい。

それもあると思う。

ただただ自分の中から湧き出てくる物を形に残したい。

それもあると思う。

でもおそらくは誰かとつながっていたい。

そういう気持ちなのかもしれない。

自分の居場所を作るための手段なのかもしれない。

それをやり続けないと生きているのが大変に感じるのかもしれない。

ドラムという1人では曲を表現することがとても難しいポジションを好きになった。

ということはそうなのかもしれない。

 

そう考えるとゴールは「もう充分やりきった」と思うか「飽きた」って時なのかもしれないですね。

これを悲しいことと思うか喜ばしいことと思うか。

辿り着いてみないとわからないけど、この調子だと辿り着くのかすらわからないですね。

ひょっとしたらそれよりも先に音楽できない体になったりして。

 

とりあえず今は思いっきりやれることに感謝してとにかくやり続ける。

それしかないよね。

できる環境があるということは幸せなことありがたいこと。